飲食店のユニフォームを決める際には、「デザイン」「機能性」「清潔感」が大きなポイントになります。
ユニフォームはお店の内装やインテリアと同様、店舗の雰囲気をつくる重要な要素。新規オープン間際になってあわててユニフォームを選んだり、コストを抑えようと安っぽいものを選んだりするのは失敗のもとです。お客様は私たちが思っている以上にスタッフの服装に目を向けているものです。
店舗のコンセプトに合わせたユニフォーム選びは基本中の基本ですが、壁の色や照明などとのバランスを考慮して選ぶのも大事です。例えば、生き生きと働いているスタッフを見せたいなら、壁の色と対照的な色を選ぶことでスタッフの動きが際立ちます。また、赤やオレンジなどは活発なイメージを演出できますが、色数を増やすと落ち着きのない印象を与えがちです。
その他、スタッフのグループごと・職種ごとでカラーを変えるなど、働くシーンに合わせて選ぶのもおすすめです。気を付けたいのは、お客様がスタッフを見分けにくくなってしまうような、どこにでもあるようなデザインを選ばないこと。その場合は、名札を付けるなどの工夫が必要です。
飲食店のスタッフは伝票やボールペンを入れるため頻繁に制服のポケットを使います。そのため、ポケットの位置や大きさも重要なポイントになってきます。また、長期的にコストを抑えるためには修理や買い替えを避ける必要があり、生地の丈夫さや縫製の丁寧さなどをよく確認するようにしましょう。サンプルを取り寄せて、実際に着用することをおすすめします。
スタッフの清潔感を演出するには、ユニフォームの色はもちろんのこと、こまめな洗濯が欠かせません。洗濯することを考えれば、綿とポリエステル混合素材などを使用したユニフォームを選べば、シワも入りにくく、扱いやすいでしょう。また、レンタルユニフォームを使うのも清潔感を保つひとつの方法です。
「たかが制服」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、ユニフォームは予想以上にお店の印象を左右します。お客様はとても敏感です。適当に選んだユニフォームが知らぬ間にお客さんに不快感を与えていた……なんてお店も。新規オープンをお考えのお客様はもちろん、リニューアルをお考えのお客様も、ユニフォームに妥協せず、こだわりをいかに反映するかを考えましょう。それは結局、「どのような店舗を演出したいか?」ということとイコールなのです。
ウナロッソは、お客様の素敵なお店づくりに貢献すべく、オンリーワンのオーダーメイドユニフォームを製作しています。